速報!MotoGP第16戦オーストラリアGP
■大会名称:MotoGP第16戦オーストラリアGP
■開催日:2013年10月20日(日)決勝結果
■開催地:オーストラリア/フィリップアイランド(4.448 km)
■コースコンディション:ドライ
■PP:J・ロレンソ(1分27秒899/ヤマハ)
「これで、日本GPががぜん楽しみになってきました!台風来ないで…」
ライダーの安全面を考慮して、バイク交換が義務付けられた中、ランク2位のロレンソがポールポジションから今季6勝目。ランク3位のペドロサが2位を獲得すれば、ランク4位のロッシが3位に進出。ポイントリーダーのマルケスは、バイク交換の規定周回数を越えたことから黒旗失格となり、タイトルの行方は次戦日本GPに持ち越された。
第16戦オーストラリアGPの決勝レースは20日、フィリップアイランド・グランプリ・サーキットで行われ、ランク2位のホルヘ・ロレンソが優勝。今季6勝目を挙げて、ポイントリーダーとのポイントギャップを18ポイント差に詰めた。
気温28度。路面温度34度のドライコンディションの中、ポールポジションのロレンソは、ホールショットを決めると、ライバルたちからのプレシャーに耐えながらポジションを堅守。10ラップ目にバイクを交換して、最後までトップを譲らなかった。5番グリッドのダニ・ペドロサは、9ラップ目に誰よりも早くピットインして、バイクを交換することを決断。2位に進出して、今季11度目の表彰台を獲得した。
3番グリッドのバレンティーノ・ロッシは、3人による3位争いに競り勝って、今季6度目の表彰台を獲得。カル・クラッチロー、アルバロ・バウティスタ、ブラドリー・スミス、ニッキー・ヘイデン、アンドレア・イアンノーネ、アンドレア・ドビツィオーソが続いた。CRT勢では、ランディ・ド・プニエが今季最高位の10位に進出。ウォームアップ走行で18番手だった16番グリッドの青山博一は、10ラップ目と16ラップ目にピットインをして20位。
ウォームアップ走行で1番時計を記録した2番グリッドのマルケスは、11ラップ目にバイクを交換。10ラップ以内でのバイク交換義務を無視したことから、黒旗が提示されて失格となった。チャンピオンシップは、ポイントリーダーのマルケスに対して、ランク2位のロレンンソが18ポイント差、ランク3位のペドロサが34ポイント差に接近した。
次戦日本GPは、ツインリンクもてぎで来週の25日に開幕、27日に決勝レースを迎える
順 位 | ライダー | チーム | マシン | タイム |
---|---|---|---|---|
1 | J・ロレンソ | Yamaha Factory Racing | Yamaha | 29’07.155 |
2 | D・ペドロサ | Repsol Honda Team | Honda | +6.936 |
3 | V・ロッシ | Yamaha Factory Racing | Yamaha | +12.344 |
4 | C・クラッチロー | Monster Yamaha Tech 3 | Yamaha | +12.460 |
5 | A・バウティスタ | GO&FUN Honda Gresini | Honda | +12.513 |
6 | B・スミス | Monster Yamaha Tech 3 | Yamaha | +28.263 |
7 | N・ヘイデン | Ducati Team | Ducati | +32.953 |
8 | A・イアンノーネ | Energy T.I. Pramac Racing Team | Ducati | +35.062 |
9 | A・ドビツィオーゾ | Ducati Team | Ducati | +35.104 |
10 | R・ド・ピュニエ | Power Electronics Aspar | ART | +37.426 |
11 | A・エスパルガロ | Power Electronics Aspar | ART | +46.099 |
12 | C・コルティ | NGM Mobile Forward Racing | FTR Kawasaki | +48.149 |
13 | Y・エルナンデス | Paul Bird Motorsport | ART | +49.911 |
14 | H・バルベラ | Avintia Blusens | FTR | +49.998 |
15 | D・ペトルッチ | Came IodaRacing Project | Ioda-Suter | +58.718 |