9月162014

全日本モトクロス選手権 Rd.07 9月14日 近畿大会

IA1:今季初優勝を遂げガッツポーズでチェッカーを受ける#3 平田優(YZ450FM)

IA1:今季初優勝を遂げガッツポーズでチェッカーを受ける#3 平田優(YZ450FM)

■大会名称:2014全日本モトクロス選手権第7戦近畿大会
■カテゴリ:IA1クラス
■開催日:2014年9月14日(日)
■会場:名阪スポーツランド(奈良県)
■レース時間:(30分+1周)×2ヒート
■天候:晴れ ■観客:7,200人

8月の第6戦SUGO大会から約1ヵ月のインターバルを経て全日本モトクロス選手権が再開された。第7戦は、今季初の関西・奈良県でのレースとなる 近畿大会。決勝日は秋晴れに恵まれ、絶好の観戦日。さらに3連休ということもあり7千人を超える多くの観客が熱戦を楽しんだ。YAMAHA YSP Racing Teamは、平田優が初日から好調をキープ。公式練習、そして公式予選ともにトップを獲得、さらに決勝では、第1ヒートこそ2位だったものの、第2ヒート で今季初優勝を飾って総合優勝を獲得した。一方、IA1の田中教世は東北大会での怪我の影響で欠場。IA2の渡辺祐介も、前回のSUGO大会での負傷が完 治しておらず、今大会を欠場した。

IA1:2/1位で総合優勝を獲得した#3 平田優(YZ450FM)

IA1:平田が今季初優勝&総合優勝!

公式予選ベストタイム、そして予選トップと今大会好調をキープしてきた平田優。そして第1ヒートも、好調そのままに、第1コーナーで3番手とする と、すぐにトップの成田亮(ホンダ)に続き2番手からレースをスタートする。その1周目からハードに攻めた平田は、成田をパスしトップで2周目へ。さら に、成田が2周目に入った直後に転倒し、平田はアドバンテージを確保する形でその後もトップをキープするが、そこから簡単にはいかないのが国内最高峰の IA1クラス。新井宏彰(カワサキ)、転倒からすぐに復帰した成田が、平田の独走を阻止すべく背後に食らいつく。そして6周目、2番手に浮上した成田に詰 められ逆転を許してしまう。

そこから平田も一歩も引かず、テールに張り付きアタックを繰り返すが攻略できず、終盤に離されてしまい2位でチェッカー。これで、平田は前回の SUGO大会から3ヒート連続で2位となった。なお3位は、三原拓也と新井のカワサキ対決となったが、新井が先行して3位を獲得した。

初優勝に向けて臨んだ第2ヒート、スタートは集団に飲み込まれたかに見えたが、第1・2コーナーを上手くこなして4番手、さらに順位を上げ、星野優位(ホンダ)、三原に続く3番手で1周目を終える。

後方に新井、成田などのライバルが控えているだけに、早めにトップを奪いたい平田は、2周目に三原、3周目に星野を捉えトップに浮上すると、そこか ら一気にペースアップ。後方では、成田が2番手に浮上しており、第1ヒートと同様のバトルも予想されたが、平田のペースはライバルたちを上回り、後方を引 き離して独走体制を築く。その後は、後方のペースに合わせるなど、完全にレースをコントロールして他を寄せ付けず、会心のガッツポーツで今季初優勝&総合 優勝を獲得し、ランキングでも前回の7位から一気に5位へ躍進した。なお、2位は混戦を制した新井、3位は成田となった。

IA2:安原志が5/6位で総合5位を獲得

渡辺が欠場したIA2クラスだったが、第1ヒートは、地元関西の安原志(名阪レーシング)が5位入賞を果たした。スタートで両隣のライダーと接触し て出遅れた安原は、1周目を15番手とするがここから着実に挽回。5周目には11番手、10周目に6番手とすると、さらに5番手を走るサンタナ・ルカス・ ケンジ(ホンダ)に照準を合わせてマシンをプッシュ。14周目に抜去ると、そのまま5位入賞を果たした。

優勝は、序盤から独走した富田。2位は能塚千寛(カワサキ)、田中雅己(ホンダ)、勝谷武史(カワサキ)の争いとなったが、勝谷が抜け出して2位、能塚、田中の3位争いは能塚に軍配が上がった。

第2ヒート、安原は中盤あたりでスタートすると10番手で2周目へ。第1ヒート同様に、序盤から攻勢に出て7周目には5番手まで挽回する。しかし、後方から竹中純矢(スズキ)の追い上げにあって6番手に後退。その後は安定した走りでポジションを守り6位となった。

なおトップ争いは、中盤まで勝谷と富田がテール・トゥ・ノーズのバトルを繰り広げたが、13周目に富田がトップに立つと、勝谷を引き離して優勝。2位は勝谷、3位はまたしても田中と能塚のバトルとなったが、能塚が後半に逆転し3位を獲得した。

レディース:安原が転倒からの逆転で3位を獲得

ここまでランキング2位の安原。地元名阪での今季初優勝を目指して臨んだ決勝だったが、スタートで多重クラッシュに巻き込まれて転倒。再スタートま でに時間がかかり、後方からの追い上げとなる。ところが、1周目のうちに14番手とすると、その後もライバルたちをかわしてポジションをアップし、5周目 には7番手とする。

さらにここから圧巻の走りを披露。ペースの速い上位陣が相手になっても着実に順位を上げて7周目には3番手に浮上。トップの竹内優菜(ホンダ)、2 位の畑尾樹璃(カワサキ)には届かなかったが、後方を引き離してチェッカーを受け3位表彰台に立った。ここまで安原は、中止となった第4戦を除くすべての レースで表彰台を獲得しており、残り2戦での表彰台獲得による、シーズン全レースでの表彰台登壇が期待される。



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