タグ:‘吉川和多留’
やりました、ヤマハYSPレーシングチーム中須賀克行と吉川和多留が100マイルで優勝!
RACE DAT
■大会名称:2013全日本ロードレース選手権シリーズ第6戦
SUGO SUPERBIKE 100miles ENDURANCE RACE ■カテゴリ:JSB1000クラス
■開催日:2013年8月25日(日)
■開催地:スポーツランドSUGO(3.7375km)
■周回数:43周
■天候:晴れ(26.4度) ■コース:ドライ
■観客数:3,800人
■PP:ヨシムラスズキレーシングチーム(1分27秒974/スズキ)
■FL:MuSASHiRTハルク・プロ(1分28秒312/ホンダ)
REPORT
全日本後半戦のスタートレースを中須賀克行&YZF-R1が優勝で飾る!!
その後、トップ津田がペースを上げたの対して、中須賀のラップタイムは上がらずに、15周目には柳川に2番手のポジションを明け渡してしまう。さらに19周目の第1コーナーでは、中須賀は高橋にも抜かれて4番手となってしまった。
20周を過ぎたあたりからピットインするチームが現れるが、ピットインの際には、ライダーは降車し、最低15秒のピットストップが義務づけられてい る。しかし、電動ツールの使用が禁止されていることから、前後のタイヤを交換するだけで15秒程度はかかる状況で、給油を行えばさらなる時間を要する状況 だ。
トップグループで真っ先にピットインしたのが高橋で、その後に津田もピットイン。これでトップは柳川となり、中須賀が2番手となる。そして28周目 の第1コーナーで柳川が転倒したことで、中須賀がトップでピットインすると、チームスタッフは予定通りにリアタイヤの交換と給油を完璧にこなして、最小限 のタイムロスで中須賀をトップのまま戦線へと送り出すことに成功。中須賀の連続走行は予定通りのことで、吉川は、中須賀の不慮の事態に備えて常に走行準備 を整えており、中須賀の精神面での支柱的役割を担った。
レース終盤は、中須賀、高橋、津田の3人が僅差でトップ争いを展開。42周目に高橋が第3コーナーで中須賀に仕掛けるシーンもあったが、その先で高橋はオーバーランしてしまい中須賀が首位を堅持すると、0.072秒差で高橋を抑えて今季2勝目のチェッカーを受けた。